23 Mar 2014
またまた登場の、アカデミー担当福田です!連続投稿、いかせて頂きます。こんにちは!
3月16日(日)、私たちはさいたま新都心で行われた『ボーダーフリーサッカー2014』のイベントに参加してきました。
みなさん、CPサッカーとは、アンプティサッカーとはご存知ですか?
CPサッカーとは、脳性麻痺障害を持った選手のサッカーです。2020年パラリンピック種目にもなりました。
アンプティサッカーとは、主に上肢・下肢切断障害を持った選手のサッカーです。こちらも現在、2020年パラリンピック種目の残り1枠を競い活動しています。
元々私自身興味があり、知り合いを通じて関われる機会を頂いたので、是非!ということで参加させて頂きました。
イベント内容は、
①CPサッカー(ASユナイテッド)vsアンプティサッカー(FCアウボラーダ川崎) 観戦
②小沢英明選手(GK)クリニック
③全参加者シャッフルバリアフリーフットサル大会(松葉杖サッカー体験含む)
でした。
イベント関係者様はじめ今回お会いできた全ての方々との関わりを、今後より深め続けていきたい!と強く感じました。この度は、本当に有難うございました。皆様も是非、サッカーという概念を広げ、色々な形で活躍するスポーツに触れ合ってみてください!人生豊かになりますよ!!
今回はせっかくですので、選手が感じた思いを掲載したいと思います。
<#4 田中 里穂 中3>
多くの人と出会い、共にサッカーができて楽しかったです。
サッカーに対する考え方を改めさせられた機会であり、イベントを通して、出来ないという問題ではなく、やろうとする気持ちが大切だということを学びました。
この経験を糧にこれからも頑張っていきたいです。
<#7 種村 優那 中2>
今回、私個人として、感じたものが沢山ありました。障がい者の人、一人ひとりと接してみて、今まで感じたことのない気持ちになりました。それは、障がいのある人が、「私達は、出来ないんじゃない。出来るまでに時間がかかるだけだ」と話をしてくれた時です。
そんな大変な状況の中でも常に前向きで前に進んでいる彼らの姿をみて、大変心動かされ、私自身、何も障害がないにも関わらず、物事をやりずらい人々以上に自分は前向きに頑張れているのだろうか?
必死になれているのだろうか?
そう思いました。
私はこのような事を感じ、よく考えてみました。
そこでやりたくても好きな事を精一杯やらせてもらえない子、貧しくて出来ない子など、この世界には沢山の人がいる。それに比べ、私はサッカーをやる環境があり、仲間、そして、自分を応援してくれる沢山の人がいる。こんな幸せな暮らしを「当たり前」なんて決して思ってはいけないんだ。
そうこの活動を通して気付くことが出来ました。
自分ではわかっていても、心から自分は恵まれているんだと感じる事が出来たのは、今回の活動があったからこそだと私は思っています。
私以外にもこのように一人ひとりが考えさせられた事があると思います。チーム全員がこのような気持ちを持てたのなら、チームにとって、チームの仲間一人ひとりにとって、とても素晴らしい成長に繋がった活動だったと思いました。
これからもこのような活動を全員で参加して、プレーだけでなく、心も共に成長出来るようなチームにしていけたら良いと思いました。
このようなきっかけをくださった関係者の方、本日は本当にありがとうございました。共に頑張りましょう!
<#28 石田 萌花 中1>
『杖をついている人がどうやってボールを蹴るのだろう?』と、このイベントを聞いた時に思いました。しかし、試合を見るとキックオフと同時に全体が動きだし、力強いパスを送り、体全体を使ったフェイント、杖2本で体を支えた空中でのトラップ、1つ1つのプレーに魅了されました。
コメント
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若い選手達にとって、とても意義のある貴重な経験となりましたね。
正にステラが掲げる「人創りに貢献する」ことになったのではないでしょうか?
サッカーは一つのツール、デバイスであるに過ぎません。
サッカーを通じていかに人生を豊かにするか。
それは観る者にとっても、プレーするもにとっても大切なことだと思います。
>いいさん
コメントありがとうございます。
ただサッカーが上手い選手はたくさんいますが、どんなスポーツでも、人間的に豊かな選手が一流選手として”真”に活躍していると思います。人間を磨く集団でありたいと思い、精進していきたいです。
イベントでは、各種目の選手たちや関係者の方々からはもちろん、U15選手たちの素直に楽しむ姿に、私の方が学ばせてもらいました。やってよかったです!